なかなか見つからない治験バイトで働くために

治験バイトの応募方法

治験バイトの応募方法


会員登録と応募

治験バイトに応募するためには治験参加者を集めている治験サイトに登録をすることがおすすめです。通常は治験サイトを通して治験に応募をする場合が多く、登録完了後に治験サイトでモニター情報を確認しながら参加する治験を探します。
治験は新薬開発のための臨床試験ですので、投薬後の検査が必要不可欠となります。そのため治験に参加するためのスケジュールといった、参加条件を全て満たしていなければ参加することができません。自分の要件と全てマッチするモニター情報を探し、その案件に治験サイトを通して応募します。

モニター情報の見方

治験に参加をするためには先ほども述べましたが、投薬後の検査が必要不可欠です。治験によって新薬にはどのような効果があるのかを判断するために、様々な条件があります。モニター情報の中にその治験の募集要項が記載されていますので、必ず確認しなければなりません。
募集要項には選択基準と除外基準があり、どちらの基準もその基準と合致していることが条件となります。例えば肥満に対して効果を持つ新薬の開発には、選択基準として「BMIが30以上であること」などの当てはまっているかどうかの基準があります。逆に除外基準には「妊娠中ではないこと」といった当てはまっていないかどうかの基準となります。

説明会

応募要項に当てはまる治験への応募が完了すれば、後ほど説明会の案内がメールにて送られてきますので、説明会によっては説明と合わせて健康診断などの適性検査を受けます。そのため健康保険証や身分証は説明がなされていなくても、説明会に必ず持っていくものと考えておきましょう。適性検査に通れば参加承認の連絡が届きますので、これで治験に参加をする準備が整います。

当日検診

治験への参加が決まったら、治験当日に当日検診を受けるケースがあることを覚えておきましょう。当日検診で検査の数値が悪いと判断されてしまうと、そこで幾らかの報酬が支払われて終了となってしまうこともあります。基本的には治験の事前検診では定員よりも多めに人数を確保しているため、当日集まった人たちの中から数値が良い人を選んで参加者とするということがあるようです。
治験バイトは厳密にはバイトではなく有償ボランティアですので、こういったケースも当然認められています。スケジュール通り治験を行ってもらうためにも事前説明はよく把握しておき、当日だけではなく事前に体調を整え、アルコールの摂取などは控えておいたほうが良いでしょう。

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