治験に被験者として貢献する治験バイト

被験者となる治験バイト(有償ボランティア)

被験者となる治験バイト(有償ボランティア)

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治験バイトの位置付け

治験バイトは企業や病院に雇用されて参加するのではなく、厳密には有償ボランティアとして治験に参加します。そのため報酬は給与ではなく謝礼金となります。治験バイトは新薬の開発段階においてその効果や安全性の確認に治験という形で協力することになります。

治験バイトの内容

新しく作られた薬が効果と安全性を厚生労働省に認められるためには、認可される基準となる第Ⅰ相試験から第Ⅲ相試験までの試験段階を経なければなりません。治験バイトの内容は、この試験段階それぞれの薬の有効性と安全性を厚生労働省に提出するためのデータを、実際に投薬を受け身体の状態をモニタリングされながら進んでいきます。そこでまとめたデータ結果を厚生労働省に提出し承認を得て、私たちが普段使っている薬として使用できるようになります。

仕事内容について

実際の仕事内容は大きく分類すると通院するタイプと入院するタイプの2つのタイプがあります。通院タイプは普段の生活を行いながら定期的に病院で検査を行います。普段の生活といっても、検査する内容によっては飲酒や喫煙などの制限を受けることが多くあります。通院タイプは拘束時間が短いため、基本的には自由な時間が多くなる特徴があります。
入院タイプは治験の検査が終了するまで数日から数週間程度病院や施設に入院します。入院タイプは通院タイプとは違い病院や施設で過ごすことになるため、基本的には治験が終了するまでは外へ出ることが制限されるなど拘束時間が長くなります。また他の被験者と集団で入院するケースが多いため、起床時間や食事をする時間などを決められることが多くなります。
どちらのタイプもほとんどの場合、治験の内容によって頻度や量は異なりますが、採血が行われます。

治験バイトをするための条件

治験バイトは誰でも参加できるものではなく、治験によって参加条件が決められています。病気の程度や過去の病気であったり、年齢や性別も治験によって参加できる条件が変わります。また、身体の状態とは無関係に、決められた日に通院がどうかといったスケジュールも条件となります。このような条件が数多くあるため、治験バイトは本人が希望していても参加することができないとケースもあります。

給料と勤務時間

治験バイトで受け取ることができる報酬の相場は概ね日当1万円から2万円程度となります。有償ボランティアであるため、給与とは違い受け取った報酬や謝礼金から税金が引かれることはありません。
勤務時間は参加する治験によって大きく変わり、1日で終了する内容のものもあれば、1ヶ月以上に渡って行われる内容のものもあります。

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